「素材は何を選んだらよいのか?」

「素材は何を選んだらよいのか?」

ランドセルの素材って何が良いの?とよく質問があります。素材はそれぞれ特徴がありますので、その特性を理解し、ご自身の納得する素材を選びましょう。また、最近では素材に表面加工を加えているため、ちょっと見ただけでは天然素材か人工素材か解りにくい製品もあります。主な素材と特徴は次の通りです。

 

コードバン

ランドセルの最高級品として知られるコードバン。馬のお尻部分の革から作られていて、1頭からカブセ2枚分しか取れない希少な素材です。
丈夫で張りがあり丈夫で型崩れしにくく、光沢があり見た目も手触りも上質で高級感があります。一般的に、コードバンはカブセ部分のみに使用し、本体は牛革などの素材を使用しています。全てをコードバンでつくった「総コードバン」を製造するメーカーもありますが、製造本数も限りがあり価格も10万円以上の値段が付いています。
そもそも、子どもにコードバンは贅沢?と思ってしまいますが、コードバンの輝きを目にした瞬間に一目惚れする親も多いでしょう。

牛革

牛革は、革本来の滑らか輝きによる高級感のある質感が特徴です。使い込むほどに味が出ることもあり、6年間という長く使うランドセル向きの素材といえます。
お値段は少し高価であっても、大切な子どもへのプレゼントとしての需要は高い。また、スムース、ボルサ、タフ、ビクトリアなど、革の産地や加工の過程などにより、質感や価格も大きく異なります。
革は、一般的に水に弱いとされていますが、最近では表面の撥水加工の技術が進み、以前より水に対しても強くなっていますので、購入の際に確認しましょう。

コードバンも同様ですが、天然素材ですので、長持ちさせるためには、以下の手入れを行いましょう。
①定期的にクリームを塗る。
②汚れが付いたときはすぐに革用のクリーナーで拭き取る。
➂雨などで濡れた場合は、しっかり拭いて風通しの良いところで乾燥させる。
④カバーを付けている場合も、同様に月に1回度程度はカバーを外して乾燥させる。

人工(合成)皮革

昔は、ランドセルと言えば牛革でしたが、現在のランドセルは、約7~8割を人工皮革が占めています。1964年に(株)クラレが開発したクラリーノに代表されるように、天然皮革に比べて軽くて汚れにくく、雨にもキズにも強い素材としてランドセル素材としてに普及しました。
色や素材のバリエーションも豊富なので、たくさんの種類から選べるといった事が特徴です。また、天然素材に比べて価格もリーズナブルです。
一般的には、天然素材より風合いは落ち、耐久性も弱いとされていますが、クラリーノ素材も、エフ、レミニカ、タフロックなど強度や風合いなどの違うモノが出ています。

また、クラリーノ以外にもベルバイオやタフガードなどの素材も開発されています。

同じ素材でも、メーカーにより名称が違ったり、種類も豊富です。風合いや軽さ、対傷性などがそれぞれに違うので、特徴を理解して選びましょう。以下、まとめとして、それぞれの素材を評価してみました。

素材 特徴 風合い 手入れしやすさ 軽さ 耐水性 耐久性や縫製 耐傷性 価格
コードバン 高級感あり丈夫。希少価値が高い。
牛革 高級感ががあり馴染みやすい。
人工皮革 バリエーションが豊富でリーズナブル。
※耐水性・耐傷性に関しては、表面加工技術によっても異なり、素材だけでは評価できないため、それぞれ△としています。
※縫製に関しては、一般的に人工皮革は、工場のミシン製法が多く、高級素材は手縫いなどによる製法でほつれ難い場合が多いとした評価です。
 

とはいえ、ランドセルは6年間使用する特別な鞄であるため、日本のメーカーは6年間保証を付けるなど、一般的な革製品と比べて高い加工技術で製造されています。気になることがあれば、直接メーカーや販売委員に聞いてみましょう。

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