「ランドセルの価格はいくらが相場?」

ランドセルの価格っていったいくらが相場なの?

1~2万円台のものから10数万円の高級品まで、いったい何が違うのかだろうか。。。

 

10年で平均購入価格は1.5倍に

購入者アンケートによると、10年くらい前までの平均購入価格は3.5万円程度でしたが、2018年の調査(ランドセル工業会調べ)によると平均購入価格が5万円を超えています。ここ数年で価格が高騰した原因は以下の通りです。①サイズが大きくなったことによる材料費の高騰、②牛革などの天然素材の入手しずらい状況による価格の高騰&人工皮革の耐久性強化による価格の高騰、③パーツや機能の拘りによる開発費や技術料の高騰、④コンビカラーや刺繍など拘りのデザインや多品種総ロットによる高騰、⑤少子化と金銭的に余裕のある祖父母により良いものを購入する人の増加

 

見た目ではそれほど違いは判らないけど、価格の違いはいったい何なのだろう?

■素材による価格差

一番大きなものは、ランドセルの大部分を占める素材の違いによるものです。

ランドセルの素材で主なものは、コードバン(馬のおしりの皮)、牛革、クラリーノなどの人工皮革。特にコードバンは馬のお尻という希少価値の高い素材。カブセ部分だけでなく、本体までコードバンを使用したランドセルは10万円超となります。牛革も価格も高騰しており、素材による価格差もあります。また、比較的安価と言われている人工皮革でも、クラリーノをはじめ、耐久性や質感の違う様々な素材が出ています。

 

■加工や機能よる価格差

ランドセルの製造工程には、150~200ともいえる工程があり、その拘りで価格が変わってきます。わかりやすいところでは以下の通りです。

  • デザインの違い。最近のランドセルは、コンビカラー、型押し、刺繍、リボン装着などデザインによる拘りでコストの差が出ます。これは、一目瞭然ですね。
  • 縫い方の違い。糸の太さや縫い目の粗さなど、特に角の部分のひだが奇麗かどうかでどの技術の違いが分かります。
  • マチの補強材の違い。特にキューブ型は型崩れしないよう強化プラスチックを入れています。
  • 内装の違い。内装貼りの有無など、すべてに対応していたりオオマチ部分だけだったりなどの違いがあります。
  • 肩ベルトや背あて素材の違い。肩ベルトや背あての素材によるクッション性が変わります。

その他、フック金具の違いや細かい点でもかなりの違いが分かります。

上記のようにひとつひとつ確認をすることで、その価格差に納得することができます。ランドセルは、6年間の小学校生活に対応するだけの耐久性が必要です。海外製のこれらの機能が粗悪なものも多く出ています。保障や安心を考えた場合、少々の価格の違いであれば、日本製の6年間保証をお勧めします。

 

■ブランドによる価格差

どんな商品でもブランドによる価格差があるのは当たり前のことです。

  • ブランドのランドセル。アパレルやスポーツブランドによるデザインの監修やロイヤリティにより、一般メーカーの同クオリティのランドセルより2~3割は高くなります。
  • 百貨店ブランド。百貨店独自の拘りやデザインが反映されることで価格が高くなりますが、百貨店顧客にとっては特典メリットも。
  • 工房系ブランド。素材に拘りを持つ工房系ブランドとして、数量限定の付加価値により高額になる場合があります。

 

お父さんが使うビジネスバックと比較したら、ブランドものでない限り小学生はちょっと高価なものかもしれませんが、6年間使うことを考えると妥当な価格かもしれません。多くの方が購入条件としている「日本製のランドセルで機能が備わって型落ちでないもの」を購入するには、平均購入価格同様に5万円台が相場だと思います。その中で、ちょっとお得な4万円台を見つけるのか?ちょっと拘ったものやブランド系で6~7万円台以上のものを購入するか?

ランドセル選びは価格ではなく「子どもが気に入るか?」「親が満足するか?」「スポンサーが納得するか?」それらも考慮し、総合的に判断していただければと思います。

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